ビートルズ
ジョン・レノンやポール・マッカートニーを天才と言う人は多い。
でも、その理由を語る人は少ない。とりあえずこの2人を評価していれば、
自分も立派な評論家だ、と言わんばかりに。
おれもなぜこの2人が天才と呼ばれるか、まったくわからなかった。
わらにもすがる思いで、ビートルズのアルバムを借りては聴き、借りては聴き。。
その理由がわかったのは、調と和音の関係がおぼろげにわかり始めたときだった。
和音、俗に言うコードには、所属する調がある。
そして、調に存在するコードの数は限られていて、ポピュラーミュージックで調が曲中で変わることはほとんどないので、コード進行のパターンも限られている。
大体の音楽は、この型にはめられつくられている。無意識にも、意識的にも。
だが、ビートルズはちょっと違った。
無意識か、意識的にかはわからないけど、普通のコード進行ではない。
なんでそれ!?というコードが幾度もなく登場する。
和声学にはなかった和音の進行を、何の知識もない人々に、なんの違和感もなく、
むしろ美しいと感じさせた。
たぶん、これがビートルズの天才といわれる所以の1つだろう。
ちなみに、そんなん知らん!!と言ってパワーコードをかき鳴らし始めたやつが後のパンクの走りである。パンクマンがはちきれたのは1970年なか頃のことであった。
おれは和声学をかじって、ちょっといい気になっていた。
だがなんてことはない。音大に通ってるヤツにとってこんなの引き算のレベルらしい。
そして、くされ○vexの作曲者から、ミスチル、aikoまで、もちろんアジカンも奥華子も
みんな知ってることなのだ。
プロはすごいねえ。やる気出てきた