一本道
高校の時、左手首が折れた。
折れた骨が数ある骨の中でも特にくっつきにくい骨らしくて(舟底骨って名前だったかな?)、手術し、入院に1ヶ月ほど、ギプスを半年ほど、リハビリを半年ほどした。
結構簡単に書いてるが、自分の人生でこれほど辛い経験はなかった。スポーツとは縁を切ろうと真剣に考えたりもした。
手術後は歩けないし(腰の骨削って手に移植したから)、半年もギプスしてたら筋肉は衰えて人の手かわからないくらい細くなっていた。もちろん筋肉がない=手が動かない=リハビリ辛いってな状況だった。
まぁ、そんなこんなで縁あってか、ここから俺の左打ちが始まったわけだ。
しかし、今考えてみるともしあの時手首が折れずに右打ちのままだったら・・・・もしあの時辛い思いをしなかったら今、こんな所にいるだろうか。まだ誰かとスポーツやってるのかな?
人生での楽しい経験も辛い経験も現在の俺に一本道で繋がっている。歴史にもしもはない、そんな中で今の俺がいる。
このチームにいられる事を、あの時手首を折ってしまった俺に感謝したい。
あの時の後悔が今の希望に繋がっている気がした。
こうの